【コラム】ドラマ「残念な夫。」に学ぶ夫婦関係〜夫の僕が思うこと〜
こんにちは、最近は水曜日の夜10時が嫌なアフロ井上です。
「玉木宏主演のホームコメディ『残念な夫。』(フジテレビ系/水曜22時~)」のせいでねっ。賛同してくれる男性陣は多いのではないでしょうか?
簡単に内容を要約すると「子育てに関してダメな夫と理解して欲しい妻」のホームコメディ。男性陣は見るだけでもストレスが溜まるんではないでしょうか?世のお母様方が「ドヤ顔」しているのが目に浮かびます。「あんたも玉木くんみたいに手伝いなさいよっ」ってね・・・。
さかのぼること2週間前。僕はたまたま、第一話の放送時間にコンビニに車を止めているとき、カーナビから流れてきたのがこのドラマ。車の中で最後まで見てしまいました・・そして思わず嫁にLINE。
「今日なんかドラマ見た?」と。
そしたら・・
↓ここから嫁ちゃんのターン↓
「着信音がうるさいんだけど」(原文のまま)
「あなたはいつも自由でいいわね、子供を寝かしつけてくたくたなの。音立てないで」(原文のまま)
「ぜったいに」(原文のまま)
「ごはんなにもないから」(原文のまま)
絶対に見た。終わった・・終わったと思ったよ。そう、僕は3人家族でまさにイヤイヤ期を迎えた子供がいる。子供は可愛いけど子育てのことでいつもケンカになる。理由は・僕が手伝わない・嫌なことは私にさせる・休みにどっか連れてけ・家事手伝え・・まぁよくある話だと思う。(あれ?原因は全部ボク?)
そんなケンカというか・・言い合いを毎晩の様にしてるタイミングだったから、「残念な夫。」を見た瞬間、直感で「ヤバイ」と思ったわけですよ。だってうちの嫁ちゃん流されやすいし。
案の定、僕の携帯に嫁ちゃんのFacebook更新のお知らせメール。内容はお察しの通り。「ねぇねぇ〜今日の玉木くんのドラマちょ〜おもしろくなぁ〜い??ウチの旦那にもまじみせてやりたいわぁ〜ワラ。正座して見ろっ!み〜た〜い〜なぁ〜ワラ。」・・なによ、「ワラ」って。まるで10年前の原宿を歩くガングロ女子高生みたい。
帰るのが嫌で仕方ありませんでした。いや、というか朝まで帰りませんでした。(僕の意気地なしっ。泣)本当に仕事が忙しいのであまり顔を合わせない生活なんです。次の日の朝、嫁と子供が寝てる間に事務所に出社。
昼前。「デーデーデ〜ンデーデデ〜ンデーデデ〜ン♪」僕の携帯がなる。
ケータイの中から「シュコー・・シュコー・・」とスタウォーズエピソード3でアナキンがダースベイダーになった瞬間のあのシーンを彷彿とさせるような緊張感が事務所に走る。僕はパドメが好きなのに。涙
「来週の水曜日一緒に見たいドラマがあるから帰ってきてね!テヘッ♡」(原文のまま)
「♡」なんて嫁ちゃんが使ったのは何年ぶりだろうか、怖い・・怖すぎるよっ!独身諸君に告ぐ!これが結婚の現実だよ。「テヘッ♡」が可愛く感じるのはピッチピチの女の子とキャバ嬢だけだよ。嫁になった人間の「テヘッ♡」はもはや嫌悪感を抱くだけなのだよ。
「こわいなぁ〜こわいなぁ〜」と僕の中の稲川淳二が語りだす。
・・とまぁ、前置きが長くなりましたが、嫁ちゃんから逃げられるわけもなく第二話は嫁ちゃんの横でしっかり見ましたよ。もちろん正座でね。男性はストレス溜まるかもしれないけど、それは「自分が出来ていない」ということをことを自覚してるからなんだよね。
仕事でもプライベートでも家族でも何でもそうだと思います。自分が出来ない、周りよりも結果が出ない、他人に注意される、そして思うんです・・「わかってるよ!そんなこと」って。最近では「スルースキル」を身につけろ!と巷では言われていますが、僕は半分正解、半分間違いだと思ってます。
「自分が出来ないこと」に関してストレスが溜まるのであれば解決策はひとつ。「出来るようになるだけ」なんですよ。もしくはそれに見合う努力を、正しい方法で行う以外に道はない!と言うのが僕の考えです。スルーしても問題を先延ばししているのと一緒。
人間後になればなるほど、行動しにくくなるものです。みなさん経験がおありじゃないでしょうか?
なんでこんな記事を書いたかと言うと・・このドラマを見てもう少し子供と嫁との時間を大切にしよって少し思っちゃったからなんです。(僕も流されやすい。笑)「稼ぐのが男の甲斐性だ」、これは僕が昔から思っていることです。一度、借金を大量に抱えて収入が0円になった時も嫁ちゃんは支えてくれましたからね、文句を一度も言わず。えらいもんです。来週の生活費もないような状態でしたから。
だから僕は嫁に頭が上がらないんです。今でも収入がなくなることへの恐怖心は消えません。大好きな子供に何もしてやれない・・嫁に収入の心配をさせる・・そんな想いはもう二度としたくないしさせたくないので、収入が月収で8桁越えようとも僕は死ぬ程働くわけです。というか働くのも好きなんですよ。
でもそんな僕に毎日嫁ちゃんは言ってくれます「いつもお仕事、ありがとうございます」と。この一言にどれだけ救われることか。外食した時も、家族で旅行に行った時も、友人達と出かけた時も、実家に行った時も・・「いつもお仕事してくれてるお陰です。ありがとうございます」と。僕は嫁ちゃんのこの行動にいつも感心させられます。
「感謝の気持ちと謙虚さを忘れないこと」
これは嫁ちゃんの座右の銘です。人間関係を良くするには一番良い方法だと僕も思います。もちろん家族においても。上のLINEの下りとかは嫁の冗談だそうです。(と言ってましたが本心はわかりません)ただ仕事ばかりして家庭を疎かにしてたのは事実。忙しい事を理由にしてたらそこまでの男にしかなれませんからね。
「持てる責任の大きさで男の器が決まる」
僕の座右の銘です。仕事もして家族も大切にして・・これが出来て始めてストレスのない生活が出来るのかもしれません。「家族愛」は人間の普及の原理です。今日から家族をよりいっそう大切にしたい、そう思います。
ps このブログを書いてる時にコンビニにコーヒーを買いに行きました。夜の11時頃です。3人家族の軽自動車が駐車場に停まってましたがなにやら様子がおかしい。2才くらいの子供が泣き叫んでます。「わがまま言わないの!」「おりなさい!」と叫ぶお母さん。お父さんは灰皿の前で無言でタバコ吸ってました。
「おいてくわよ!」と叫びながら子供ひきづり出すお母さん。お父さんは無言で車に乗りこみます。この家族にどんなやりとりがあったのかは僕にはわかりません。でもこの時間にコンビニに子供連れてくるのもどうかと思うし、この時間に叫ぶのもどうかと思う。
しまいには泣き叫んでる子供を本当において車出すし・・「おいおいまじかよ・・」と思いながら子供のそばに行ったら慌てて車で戻ってきました。どこかで見てたんでしょうかね・・。
たしかに、小さい子供がいると昔は出来ていたことが出来なかったり、何よりもまず子供を優先しなきゃいけない大変さはわかります。お母さん方が大変なのもすごく良くわかります。(産後鬱ってのがあるみたいに)でも深夜のコンビニに子供を一人残すのはどうかと思う。絶対に子供はトラウマになるだろうなぁ・・。
せめて僕の家族にはそういう思いをさせたくないと改めて思いましたね。嫁さんにエステでも行ってきてもらおうかな。たまにはドーピングしてもらわないと。笑
今回の記事、無料オファーアフィリエイト関係ないじゃん・・という声が聞こえてきそうですが今回はこの辺で。笑
それではみなさん、「フォースと共にあらんことを」
アフロ井上